月刊きゅん|暮らしにきゅん生活情報誌

月刊きゅん最新号20194月号

月刊きゅん最新号

食こらむ 安達祐子の日々是好日~美味しいつぶやき

日高の春ウニ('19.4月号)

食こらむ安達祐子の日々是好日~美味しいつぶやき

ウニといえば、夏の美味。積丹や奥尻、利尻では夏にシーズンを迎える。しかし、北海道でウニは毛ガニ同様、通年獲れるようになっているのをご存知でしょうか。冬はなんと、オホーツクで、よりによって、寒い羅臼で漁が行われている。ウニのシーズン始まりは、夏ではなく、春のウニだ。ちなみにウニは春の季語である

この数年、この春ウニが脚光をあびている。私もTVリポーター時代に、日高路を訪ね、4月のまだ寒い海でサーファー?ダイバー?を見かけ、何をしているのか、尋ねたらウニ漁だった。船ではなく、素潜りの漁で、高齢の方も多かったので衝撃の事実だった(笑)。しかも、希少な甘みの強いエゾバフンウニだ。

日高のウニは、そもそも本州へ流れていて、地元で流通していなかった。日高昆布を食べる悪いやつという見方もあったようだ。この昆布を餌にした、オレンジの美味は、日高一番の観光・桜の咲く時期に味わえるので、この桜とウニが今

日高の春ウニ('19.4月号)

先日、北見で北見市技能普及実行委員会主催で、行われた講演では「地方だからできること強みと食の力 この町にしかない食で人を呼ぶ」と題して人口2万人の町で、一軒の店で2万人の客を呼ぶ新日高町あま屋の店主を迎えた。ここのウニを食べに遠くはアジアからも人が押し寄せ、食べた人がSNSにアップして、また人がくるという循環でウニの時期はハイシーズン。約1ヶ月の間、4千人ものお客様がウニ丼目当てのご来店だという。写真は、あま屋名物春うに玉手箱。日高のツブ貝ものせ、特製のウニ醤油でいただく絶品だ。ご飯の中に隠れた宝物も忍ばせている。ここにしかない強みは、地元の強み、食の宝だ。

静内二十間道路は、7キロの沿道に3,000本の桜が咲き、さくらの名所100選にも選ばれている日本一の桜並木。GW頃が見頃。見事な桜と美味しいウニで、これ以上ない春を満喫、今年も楽しめそうです。


安達祐子

安達 祐子(あだち ゆうこ) プロフィール

タスクおふいす祐 代表。
北見出身、札幌在住フリーアナウンサー。STVラジオパーソナリティ。北海道フードマイスター。
北見観光大使、津別観光コンシェルジュ、 オホーツク観光大使として道東の情報発信 に奔走。UHBグルメリポーターとして取材した店は4,000軒以上。食と観光の講演も行う。好物はホルモン。

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