日本では古くから食糧不足の際の救荒作物として知られ、馴染み深い野菜の一つでもあるサツマイモ。あなたはホクホク派・それともねっとり派。果肉が紫色のものやカロテンを多く含んでいるオレンジ色のものなどカラフルな品種も注目を浴びている。
【さつまいもの魅力❶】甘味を十分に出したい時には、ゆっくりと加熱をすることがおすすめ。ゆっくりと加熱することで、でんぷんを糖に変える酵素が活性化するため、でんぷんの糖化が進み甘味が増す。
【さつまいもの魅力❷】切り口から出る白い粘液はヤラピンと呼ばれる成分で、緩下作用が期待されている。整腸作用を期待したい時は、食物繊維を含むまるごとの調理がオススメ。
身体にあった食材選びと栄養素の特徴を理解した、無駄のない上手な調理で、身体の内側からの健康であるインナービューティーを目指していきましょう。
管理栄養士、一般社団法人 日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエ上級プロ・ベジフルビューティアドバイザー・調味料ジュニアマイスターなどの資格を取得し、『野菜ソムリエ講座 クッカリー講師』『野菜ソムリエ協会認定料理教室講師』。レシピ開発や企業の商品開発、食育イベントの企画、各種講演・講座講師などとして活躍中。
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