月刊きゅん|暮らしにきゅん生活情報誌

月刊きゅん最新号201810月号

月刊きゅん最新号

食こらむ 安達祐子の日々是好日~美味しいつぶやき

ジンギスカン('18.4月号)

食こらむ安達祐子の日々是好日~美味しいつぶやき

北見は焼肉の町ではあるが、それはジンギスカンではなく、北見の場合は、主にサガリとホルモンを指す。焼肉とジンギスカンを区別して、焼肉に行こうというときと、ジンギスカンやるかい?というのは違うのである。モンゴルというジンギスカン屋があるが、 皆食べているのは、ホルモンである。もちろんジンギスカンも旨い。因みに、ジンギスカンは、日本の鍋や鉄板の焼肉料理で、モンゴルには存在しないという。ジンギスハーンが広めたの?諸説 あり謎が多いソウルフードだ。

さて、今再びジンギスカンブームだ。 再びというのは、以前はどれを指すのかも微妙であるが、私の中では生ラムジンギスカンが認識されて、選択肢が 生ラムか味付きか増えてからのような気がする。生ラムジンギスカンの人気店だるまは、今ススキノだけで5店舗もあり、どこも行列だ。羊肉を扱う飲食店もOPENが目につく。羊と中華という新店もある。羊はアミノ酸、 脂肪燃焼効果のアルニチンが豊富で別名ダイエット肉ともいわれている。麺やご飯ではなく〆ジンギスカンという言葉もあるほどに。羊をたっぷり食 べた翌日は、体重が減った経験が筆者もある(笑)

ジンギスカン('18.4月号)

国内の消費羊肉の99%は輸入である。えー北海道の羊ではないんですかと驚く人も多い。オーストラリア、ニュージーランドからの輸入なのに北海道遺産にも認定されているソウルフードジンギスカン。羊毛が軍需品だったということ、その後食べ方の研究が進み、滝川や札幌などで食べ広がり始めた。札幌では肉を焼いてタレを付けたが、昭和31年に松尾ジンギスカンが創業、滝川ではタレに漬け込んだ肉を焼くスタイルが定着した。5月のお花見のお客様に紹介し、全道に暖簾分けをしたことで急速に広まっていったという。北見の店は中学の同級生がやっていた。昭和に一世を風靡した銘店が、お洒落に新店を展開している。札幌駅前は観光客がいっぱい、ついに円山にもできたので先日訪ねた。温泉街にある暖簾ではなく、イマドキのしつらえですが味は伝統という文字に安心。学生のバイトさんが、こちらがジンギスカン鍋です。山で焼いて、溝で野菜を煮ますと親切に説明してくれた。知ってるといわせる間がなく(笑)これが松尾ですと説明された。〆にうどんを煮込み、餅や揚げも食べた。行者ニンニクやこんにゃくも合う。老舗の味を改めて味わい、ジンギスカンが好きなんだと実感した。ビールもご飯も合う生ラムも今や質のいいものがスーパーに流通している。そういえば、最近よく羊を食べていることに気づいた。全国ネットのTV番組で、安達祐子お奨めの店で、ジンギスカン屋を紹介したので、そこに行く機会が増えたせいもある。スケジュール帳を見ると、あれ今週も(笑)そのうち、激痩せするかもしれない。


安達祐子

安達 祐子(あだち ゆうこ) プロフィール

タスクおふいす祐 代表。
北見出身、札幌在住フリーアナウンサー。STVラジオパーソナリティ。北海道フードマイスター。
北見観光大使、津別観光コンシェルジュ、 オホーツク観光大使として道東の情報発信 に奔走。UHBグルメリポーターとして取材した店は4,000軒以上。食と観光の講演も行う。好物はホルモン。

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